今も健在です!

インターネットの普及で、プロという一線から退いたアーティストが、その後どういった活動をしているのか知ることが出来るようになりました。管理人がよくチェックしているのは、元サイクルズのボーカル、現ケダマ&ソロで活動している森川アキコさん、元花*花児嶋いづみさん、元tef tefで新ユニットTHREE DEWとして活動している小林姉妹、こういった面子の公式サイトです。数え上げたらキリがありませんが、調べてみるとメジャーから退いた後も地道に活動を続けている方が、思っているよりも多いということに気づかされます。

昔だったら、メジャーを退いた途端に全く情報が入ってこなくなってしまって、過去の人という扱いになってしまっていたと思うのですが、今の時代であれば、アマチュアというくくりになってしまっても、本人が音楽活動を続ける意志さえあれば、ネットを使うことでいくらでも宣伝することが出来ます。これはファンにとっても嬉しいことですし、アーティスト自身にとってもアピールする場が作れるということで、お互いに有意義という言い方が出来るのではないでしょうか。

メジャーは商業音楽ということもあって、利益が何よりも最優先されます。当たればお金になりますし、それなりに露出も多いし、たくさんの人に知ってもらえる機会がたくさんあるのかもしれませんが、その反面、規制やしがらみのようなものに縛られながら、窮屈な中で音楽活動を続けなければなりません。ただインディーズであれば、メジャー程のハードルの高さがあるわけではありませんし、「好きだからやってるんだ」という作り手の意志と、音楽に対する愛情のようなものが伝わってくるので、管理人の個人的な意見ではあるのですが、またメジャーとは違った良さがあると思うのですよね。

今はメジャーもインディーズも実力には大差がないと思われます。アマチュアでも凄い人はたくさんいますし、メジャーでも「これはちょっと…」と感じてしまうような人がいるというのが実状です。これからも管理人的には、そういったプロアマという枠に捉われることなく、単純に良いと思える曲を発掘する為に、アーティストの本質を見抜けるような目を養っていければと思います。