7月の夜空に

今日は七夕ですね。空を見上げれば満天の星…、というのが理想ではあるのですけど、この日は生憎の天気で、満天の星は目にすることが出来ませんでした。

7月7日になると、毎年のように思い出す曲があります。SKOOP ON SOMEBODYSKOOP時代にリリースした『Amanogawa』という作品です。この曲は1999年の7月にリリースされた作品で、別れを予期しながらも、現実を認めたくないという男性の視点から歌われた切ないラブソングです。

Amanogawa/SKOOP

防波堤でねそべったら 夜空に落ちそうになった
つないだ手をポケットで おもわずギュッと握りしめた

来年の今頃には 僕らはどうしているのだろう
流れ星をまたひとつ 見つけてもかなわない

願いは...星屑になりあの川に 流れてゆく流されてゆく永遠に

七月の夜空に 君は吸い込まれる
まばたきもしないで 遠くを見つめたまま
もう二度とあえないなら いっそ自由なのかな
どうしようもない でも僕は君を待つでしょう

ジュウタイの道路を避けて 地図でぬけみちを探して
迷路の街じゃ二人は こんなにも色褪せてゆくね

それぞれの場所に戻り 苦手な生活にうもれる
寝過ごした夕焼けが ただやけにせつなくて

僕から...電話をしない約束を
守られずに守れるはずもないくせに

もう一度だけでいい もっと自由なはずさ
僕たちは誰かの心をキズつけても
どうしようもないよね どうしようもないんだよね
のみこんだ言葉は 溜め息にもならない

僕らは星屑になりあの川に 流れてゆく流されてゆく永遠に

七月の夜空に君は吸い込まれる
カラダだけ残して 遠くを見つめたまま
どうしようもないほど 僕は君が好きで
どうしようもないのに 僕は君を待つでしょう

ロマンティックでどこか切ないラブソング。昔の恋を思い出したときに、聴いてみてください。