シンガーの本質

シンガーソングライターという言葉が一般的になっている現在の音楽業界。自身で歌い、そして詞曲を含めた楽曲製作に携わるという形で活動しているソロアーティストが、数多く見受けられます。自分で表現したいことがあって、その手段として作詞作曲を手がけるというのは、表現者として起こってしかるべき欲求だと思うので、こういった形のミュージシャンが増えた理由に関して頷けます。インディーズで活動していた後に、メジャー契約する人が増えたのも、また間接的な要因であるでしょう。

ただそういった流れとは別に、歌うことに重点をおいたシンガーもまた存在します。全く楽曲製作をしないというわけではないのですが、曲を作ることよりも歌うことに重点をおいたシンガーがこれに当たると思います。自身で曲を書かないことで生まれる利点は、ワンパターンにならなくて済むということ。違った作家が書けば、当然のことながら毛色の違った楽曲が挙がってくるので、マンネリズムに陥らないというメリットはあります。ただし歌うことに専念するということは、どんな曲でも歌いこなせる圧倒的な歌唱力が必要になってきますし、作品の魅力を最大限に引き出す為の表現力も重要だと思うので、そこそこ歌えれば誰にでも務まるというものではありません。

シンガーとして、真っ先に名前が浮かんできたのはCrystal Kay。彼女の場合、毎回のように違った作家と組んで、作品を発表してきました。ポップス、ソウル、R&B、ヒップホップ etc…、ジャンルも様々で、バリエーションにも富んでいると思うのですが、彼女の凄いところは、どんなジャンルの曲を書く作家と組んだとしても、楽曲を自分のものにしてしまっていることです。人の曲を違和感なく自分のものに出来るということ自体、天性の才能と言ってもいいかもしれません。ただ最近は自分でも曲を手がけているらしくて、今後は益々バリエーションが広がりそうな予感がします。

ボーカルに表現力があれば、このような形での活動は可能だと思います。次にどんな作品が生まれるか分からないという点において、シンガーというのは、非常に面白い存在だということが言えるでしょう。今後に期待できそうなシンガーとしては、ユンナを挙げたいと思います。彼女も歌が巧いですし、伸びやかな歌声が生きる楽曲と巡りあえば、数々の名曲を生み出してくれることだろうと思います。

JD2005年6月度BEST10

第1位 どれどれの唄/拝郷メイコ
第2位 燃え殻/馬の骨
第3位 ドラマチック/YUKI
第4位 蛍/LOST IN TIME
第5位 街風/音速ライン
第6位 雨待ち風/スキマスイッチ
第7位 生きてこそ/Kiroro
第8位 北極星〜The Polestar〜/KOTO
第9位 追憶のレイニーデイ/ゲントウキ
第10位 moonlight/森大輔

何と拝郷メイコさんが、3度目のベスト10入りで、見事にグランプリを獲得してしまいました。推しておきながらこんなことを言うのも変かもしれませんが、ちょっとビックリしています。悪く言ってしまうと地味な印象が強かったので、圏外になってしまうものだとばかり思い込んでたのですけどね。予想外の出来事が、逆に嬉しかったですv他に投票したゲントウキ森大輔もベスト10はキープしたということで、管理人的には大満足な結果となりました。スキマスイッチは、もう少し上位に来ると思ったのですが、第6位という結果に。LOST IN TIME音速ラインは、以前からインディーズでは評価の高いアーティストなので、結果に納得という感じです。あと掘り出しものが、KOTO。ハードでねちっこいサウンドと、パンチがありながらもどこか幼さを残した歌声のコンビネーションが絶妙。復活曲からのセレクションで、見事に第8位を獲得しました。

グランプリを受賞した拝郷メイコさんなのですが、JDのゲストに来るのは確実だと思うので、放送を聴くのが楽しみです。これからも定期的にライブには足を運びますので、今後とも応援していこうと思います♪

JD2005年6月度セレクション20

1 アタタカイ雨 feat. 田中拡邦冨田ラボ
2 あの日の君へ/川島佑介
3 雨待ち風/スキマスイッチ
4 生きてこそ/Kiroro
5 恋オーラ/オオゼキタク
6 Shiny Day/つじあやの
7 セチガラバラッド/ピンクリボン軍
8 追憶のレイニーデイ/ゲントウキ
9 トライアングル/tobaccojuice
10 ドラマチック/YUKI
11 どれどれの唄/拝郷メイコ
12 PRECIOUS DAYS/Yum!Yum!ORANGE
13 蛍/LOST IN TIME
14 北極星〜The Polestar〜/KOTO
15 街風/音速ライン
16 マワルソラ/矢井田瞳
17 moonlight/森大輔
18 燃え殻/馬の骨
19 もっとふたりで/ユンナ
20 ユメデアエルヨ/RAMRIDER

以上20曲のセレクション曲から選ばれるJD2005年6月度のグランプリ。管理人の投票曲は以下の3曲です。

11 どれどれの唄/拝郷メイコ
柔らかい木漏れ日のような心地よさがある曲。
彼女の優しい歌声に、心が癒されたような気がします。
心の栄養剤になりそうな、そんなホッとする音楽だと思いました。

17 moonlight/森大輔
伸びやかなボーカルが印象的。
叙情的な世界観が曲全体を覆っている感じがしました。

8 追憶のレイニーデイ/ゲントウキ
洗い流して欲しくなるような過去の淡い記憶が、
雨の中に溶け出していくような感覚を受けた。
大人がしんみりとなりたい時に聴けるミディアムバラードだと思います。

どの曲も捨てがたかったのですが、拝郷メイコさんの歌声に癒されたので、この曲を一押しにしたいと思います。エントリー週では、数合わせの為に投票した感じだったのですが、聴けば聴くほど好きになってしまって、セレクション週の中では一番推薦したい曲になっていました。次に印象に残ったのが森大輔。美しい歌声と洗練されたメロディは、唯一無二のものだと思います。ゲントウキの『追憶のレイニーデイ』は歌詞にやられました。雨降る今の季節にぴったりなミディアムバラードナンバーだと思います。投票できなかったものの次点としては、スキマスイッチKOTO冨田ラボユンナが気になる存在です。

サンバの次はマンボで!

俳優、松平健(51)出演のメガネトップ新CM「マツケンのナツキャン編」が、21日から全国オンエアされる。松平が海賊姿で華麗なマンボダンスを披露。「マンボはコンサートなどでチャレンジしているので問題なし」と余裕の表情で、「テレビの前でも一緒に踊ってほしい」と“マツケンマンボ”をPRしている。 

去年のマツケンサンバフィーバーは、ものすごいものがありましたよね。長年かかって築き上げてきた『暴れん坊将軍』のイメージが消えうせてしまうくらい、昨年の松平健はコミカルキャラとしての地位を確立してました(笑)。この作品は『マツケンサンバⅡ』のカップリングとして収録されていて、今回CMに起用されたことで脚光を浴びるのは間違えありません。『マツケンサンバ』がブレイクしたのは、あまりにも松平健の役者の時のイメージとはかけ離れていて、ギャップが面白かっただけにヒットしたと思うのですが、続編となる今作は果たして市民権を得ることは出来るのでしょうか?今年も紅白出場とかだったら、ある意味凄いなとは思うのですが、さて結果は如何に。

JD2005年6月度第3週

これだけたくさんの曲がエントリーされていると、選ぶだけでも一苦労ですね。けんにゃんの投票曲は以下の5曲です。

90 moonlight/森大輔
ムードがある優しい歌声。
その場の空気を変えてしまうような存在感の大きさと、
独特な時間の流れを感じました。

108 もっとふたりで/ユンナ
跳ねるような感じが良かった。
彼女のポップセンスを、曲全体から感じることが出来ました。

94 yes i do/ahhco
優しい歌声が印象的でした。
伸びやかでおおらかな雰囲気が良かったです。

89 マワルソラ/矢井田瞳
伸びやかで楽しそうな感じがした。
力が抜けていて、自然体な彼女の魅力が漂う曲だと思います。

81 どれどれの唄/拝郷メイコ
休日のまったりした一日を連想させてくれる。
ほのぼのとした世界観に、
弾き語りのシンプルな音がマッチしていると思います。

今週のエントリー楽曲の中で一番耳に残ったのは、森大輔。今週オンエアされた中で、一押しのナンバーです。2番手以降の管理人の評価としては、ミスチル矢井田瞳ユンナという面子が続く感じだったのですが、ミスチルは大御所だし、若手に投票したいなという考えがあったので、ここではあえて外してahhcoに投票しました。拝郷メイコさんは、まさか『どれどれの唄』をシングルで持ってくるとは考えていなかったので、意表をつかれた感じです。

投票の結果、選ばれた5曲は以下の通りです。

81 どれどれの唄/拝郷メイコ
88 蛍/LOST IN TIME
89 マワルソラ/矢井田瞳
90 moonlight/森大輔
108 もっとふたりで/ユンナ

一番の驚きは拝郷メイコさんが選ばれたことでした。『どれどれの唄』はライブではお馴染みのナンバーですし、ほのぼのした良い曲なんですけど、地味だし残らないだろうなというのが、管理人の予想だったのでビックリしてしまいました。矢井田さんは久々のエントリー週通過。ノーマークだったLOST IN TIME、一押しの森大輔もある意味、順当なところかもしれません。それと人気上昇中のユンナは管理人的にも注目株です。『もっとふたりで』を初めて聴いて思ったのが、「aikoっぽい曲だな」ということ。バックの音の使い方とかメロディラインが、aikoを思わせてくれるんですよね。それだけに作曲者が気になるところですが、今のところ公には公表されていないらしくて、ネットで調べても分からずじまいでした。エントリー週で投票した4曲が残るのなんて久々なので、セレクション20に投票するのが楽しみになりました。

惜しくも残らなかった中では、カズンのカバー曲で勝負したTAEKO、異色のコラボレーションSkoop On Somebody+SOUL'd OUT、D-51、つばき、HUNGRY DAYSなどがお薦めです。

OH!くんは可愛い

管理人は岡山放送が運営するインターネット会員制クラブ『クラブOHK!』に会員登録しています。「何故?」と思われた方もいるとは思いますが、それもそのはず。自分は関東在住で、岡山県とは縁(えん)も縁(ゆかり)も無い土地に住んでいるからです。ちなみに岡山放送を目にしたことは、一度もありません。

理由が気になった方もいるとは思いますが、結論を言ってしまうとあるアーティストのCDが欲しかったからです。元サイクルズのボーカル、森川アキコさんが所属するユニット、ケダマが岡山放送のテーマソングやジングルを手がけているのですけど、それらの音源が収録されたCDが『クラブOHK!』のサイトで限定通信販売されていて、会員登録をしていないと購入することが出来ないのです。そういった理由で、会員になることを決意しました。会員になるとは言っても、会費などを取られるわけではないので、登録するだけなんですけどね。ちなみに会員になると、おしゃべり広場というコミュニティを利用できたり、色々なプレゼントが抽選で当たったりします。

それと忘れてはならないのが、岡山放送のマスコットキャラ『OH!くん』のグッズの通信販売コーナー。この『OH!くん』というキャラ、パッと見は地味なのですがメチャクチャ可愛いです!Qooにも匹敵するような個性的な可愛さがあります。岡山の人以外にはあまり知られていないと思いますが、絵本化されたりしているみたいなので、上手い具合にメディア展開していけば、愛・地球博覧会のマスコットキャラ、モリゾー&キッコロくらいの知名度もゲットできるはずです。個人的にお気に入りのキャラクターなので、これからも推していきたいと思いますv

OH!くんファンサイト【OH!くん ドットコム】
http://www.ohkun.com/index.shtml

音楽を知ると言うこと

最近はかなり真面目に、音楽と向き合えているような気がしますね。高田渡さんの作品を聴いてみようと思ったのも、新しい発見があるかもしれないという理由からです。聴きもしないで称賛したり否定したりするのは嫌なので、とりあえず耳にすることは大事かなというのが自論です。趣味に合う合わないは別にしても、得るものはあるような気がするんですよね。作り手の感性を一部でも感じることが出来れば、聴いた価値は十分にあると思います。これからも音楽を愛する気持ちは変わらないと思うので、このサイトでも思う存分語り続けますv